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豊田元広の野球観戦日記
'06観戦日記第6章「真のヒーローは誰だ!?」
やっぱセラフィニでしょ(ぉぃ)

2006年8月23日 京セラドーム大阪 オリックス【先発:セラフィニ】VSソフトバンク【先発:和田】

毎年恒例(?)の、
「豊田元広・大阪ドーム対ホークス戦にへ強制連行されるの巻 その2」
第4弾。いつもの友人二人に加え、高校時代の仲間にも声をかけました。
予定では先週の浪人生H君、東京(の)大学に進学した人と、私の高3のときの担任様の3人が、
我々に加え来てくれる予定でした。

…ところが、その東京行った人は個人的都合でドタキャン、担任様も会議やらなんやらの都合で無理になったと。結局いつもの3人+H君の組み合わせなんだけど…
これ2004年9月5日と同じメンツやん!!!結局、4人の観戦会という結果に。



…と、いつもの3人のうちの一人、店長君(先週の重鎮様の息子)がドームのショップ周辺をぶらついていると、東京(の)大学に進学した(現在帰省中)、別の友人Sくんとバッタリ会ったとのこと。近鉄ファンだったそうです。試合開始直前に、そのS君が我々の座る内野2階自由席に来て、その5人で観戦会スタート。
前日に見た予告先発は、
【ソフトバンク】和田−【オリックス】セラフィニ


この瞬間、私はソフトバンクの勝ちを確信しました。
場内に入る前に、ショップでいつもの黄色いジェット風船に加え、勝利時の白いジェット風船も購入。
これは2週後の福岡遠征でも活躍すること間違いなし…のはずです。

セラフィニ。前に見たときは散々な成績でしたが、あれはオリックスの側から見ていたからそう見えたんです。逆に、今回はソフトバンク側からみているので、これ以上無い救世主な訳です(笑)



この間は全く見えなかったドームビジョン。今回はしっかり見える位置を確保。
ビジョン上のロゴは、確か大阪ドーム時代はPanasonicが入っていたはずなんですが、
そこも「京セラドーム大阪」に変わってました。 …なして?



そのドームビジョンを見ると、既にスタメンも発表されていました。
ソフトバンク オリックス
8 大村 7 下山
6 川ア 8 村松
DH 田上 9 大西
7 松中 DH 清原
3 ズレータ 6 塩崎
5 カブレラ 5 相川
4 仲澤 3 水口
9 4 阿部
2 山崎 2 的山
和田 セラフィニ



4番清原キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
…ごめんなさい。(写真は…確か試合開始前にベンチ前で色々やってたときだと思う)

ということで、この両先発で試合開始。



「1回の表、ホークスの攻撃は、
1番、
Center Fielder, Naoyuki Ohmura! No.7!」


いきなり大村は内野安打で出塁。
川アはバント失敗でワンアウトランナー一塁に変わる。
しかし田上にフォアボール松中にデッドボール
初っ端から一死満塁の大チャンス
(逆に、オリックス側から見てたらたまったもんじゃないなぁ…)

そしてバッターはズレータ。
セラフィニとズレータといえば、2年前の大乱闘スマッシュブラザーズが思い起こされます。

そして………


(間をおく間に、三塁コーチをしている森脇監督代行の画像でお楽しみください)

……かーん!

見事タイムリーヒットで1点先制。信彦へのデッドボール含め、遺恨ここに晴らせり。
なおも満塁でカブレラは三振。バッターは…


「7番、Second Baseman, Tadaatsu Nakazawa! No.0!」
今季、中日から移籍してきた23歳。


カキーン!


走者一掃のスリーベース
打率1割台の人に打たれる、はかないセラフィニここにあり。
さらに辻の打席では暴投があって仲澤生還。辻もフォアボールで出塁するも、山崎三振でやっと1回表終了。

5-0で試合が決まった感もありますが、前に私はこの点差から逆転負けした過去があるので、まだ油断はできません。1回裏はフツーに、和田が上位3人を三者凡退にきってとります。
でもこのセラフィニなら…2回以降も順調に加点できるよね?と思った矢先。

「バファローズのピッチャー、セラフィニに代わりまして…本柳
Pitcher,
Kazuya Motoyanagi! No.34!」


笑いが止まらんかった。
しかし、この回3塁までランナーを進めたものの得点できず。




「2回の裏、バファローズの攻撃は、
4番、
DH, Kazuhiro Kiyohara! No.5!」


大阪ドーム内に「とんぼ」がこだまし、
1塁側・3塁側問わず球場内全体から鳴り止まない拍手が。

私も何故かBsメガホン取り出して、「とんぼ」の曲にあわせてメガホン振ってました(笑)


この回は三振。和田対清原、将来名勝負に数えられることでしょう。
順調に和田がオリックス打線を料理してくれていると信じて、3回表終了時、売店へ。
長蛇の列で、待っていると…

ワーーーーーーーーッ!
しかも大リーグ仕込みのあのオルガンの音…
♪ぱっぱっぱっぱ ぱっぱっぱっぱ ぱっぱっぱっぱ ぱぱぱぱぱぱ〜…
♪ぱらぱっぱ ぱぱ〜
(注:Bs得点時の曲)




慌てて戻ると、的山・下山の連続ツーベースで1点返されていました。
←2塁上の下山と、先ほどタイムリーを打った仲澤

さらに、キヨ様のタイムリーでさらに1点。5-2。
←1塁上で、ズレータと並ぶ、パリーグの暴れん坊2人。


4回表、ランナーは出るものの後続続かず。なんだか流れ的にわからなくなってきました。
ってか…

本柳のピッチングよくね???
珍しく中村監督の好判断ですよね?

ちなみに、この本柳、8月だけでも、「先発のような二番手ピッチャー」を、この試合までに3度やっていたそうです。肩がすぐに出来上がるので、序盤でKOとかザラなオリ先発陣に代わって、すぐに後を受けることができるようです。
最近の例では、アクシデントで確か2回途中で降板した吉井さんの後を受けたって事も。



6回表。
辻に代わる代打は柴原。どうやら先発セラフィニってことで、左バッターだから外されていたようです。


かきーーーーーーーーん!!
ライトポール際に飛び込むソロホームラン。

つづく山崎にもヒットで、ついに本柳がマウンドを降り、高木に譲ります。





6回裏。

再びキヨ様にヒット。なんと今日は2安打。前回無安打だったのに比べると、…です。

さて6回裏ということで、風船を膨らませます。
前回は悪夢の破れ&割れだったわけですが、新品を使う今回は無事膨らませ完了。


いざゆけ若鷹軍団熱唱、そして風船が舞います。
そんな7回表。
信彦のヒットでピッチャー加藤大輔にスイッチ。
ズレータ倒れた後、カブレラはセカンドのエラーに助けられ、1死2塁3塁。
まさにラッキーセブン。もう1点とって試合を確実なものにしよう!代打も出たよ!

「7番、仲澤に代わりまして…本間
Pinch Hitter, Mitsuru Honma! No.10!」


しかし三振
このとき、S氏が「粘ってるけど結局三振すんねんで」とか言いはりました。
さっきもS氏は、水口の打席で「結局フォアボールで出んねんで」とか言って、見事に当たりました。
前の試合の時も吉本ゲッツーとかぬかしたらホントにゲッツーでした。


このグループ内では変な(=ネガティブな)予想をすると当たるというジンクスができてしまいました。
もうこれ以降このグループ内で余計なことを言わないように!!!

続く柴原の打席。
かーーーーん!!

…しかしレフト下山の好プレーに阻まれ得点できず…orz


三塁側なのにSKYを熱唱してしまった7回裏。
「ホークスのピッチャー、和田に代わりまして…吉武
Pitcher,
Shintaro Yoshitake! No.34!」

劇団吉武団長キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

7回裏・8回裏の吉武投手の見事な投球劇場シアターをお楽しみ下さい。
的山…ファウルフライだったかな?
下山…三振
村松…サードゴロ

後藤(大西の代打)…三振
キヨ様…後で出します
塩崎…吉武の足を直撃する内野安打
相川…ゴロアウト




吉武対清原の図。三振です。
途中、最上階に飛び込むファウルボールなんてのもありましたね。すごい勝負です。


順番は前後しますが、8回表。
「バファローズのピッチャー、加藤大輔に代わりまして…前川
Pitcher,
Katsuhiko Maekawa! No.38!」

え、えーーーーーーーっ!?!?

私がこれまでに見てきた3試合は、ろくな所がなかった前川。
しかしそれは、自軍のピッチャーとして応援していたから。
逆に言えば、今回はセラフィニ同様の救世主になるはずです(笑)


…さぁ、前川炎上劇場をとくとお楽しみあれ。
山崎…阿部真宏の好プレーに阻まれセカンドゴロ
大村…
相川の好プレーに阻まれサードゴロ
川ア…バットを降りながらセンター前に運ぶ
田上…レフト前ヒットでつなぐ
松中…サードゴロ

この回結局0点に終わるorz

…あれー?
いくら好プレーが2つあったからとはいえ…前川無失点って初めてだよー!
不満だぁー!!(間違っても髪をパンキッシュに振り乱してはいけない)




9回裏は藤岡がマウンドへ。


白風船も飛ばせましたー!!

1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ソフトバンク 5 0 0 0 0 1 0 0 0 6
オリックス 0 0 2 0 0 0 0 0 0 2
【負】セラフィニ→本柳→高木→加藤→前川→松村
【勝】和田→吉武→藤岡

【ホームラン】 柴原ソロ



ヒーローインタビューは、走者一掃タイムリーの仲澤でした。
自身初のヒーローインタビューなんですと。おめでとう!次の福岡の時も頑張ってね(笑)

勝ちに喜んでますけど、もう一度この得点表見てもらえます?
1 2 3 4 5 6 7 8 9 R
ソフトバンク 5 0 0 0 0 1 0 0 0 6
オリックス 0 0 2 0 0 0 0 0 0 2



本柳は2回から登板しました。
つまりセラフィニの登板した1回をなかったものとして考えると…
2 3 4 5 6 7 8 9 R
ソフトバンク 0 0 0 0 1 0 0 0 1
オリックス 0 2 0 0 0 0 0 0 2
なんとオリックスが勝っていたのです!
そして、その場合、勝利打点を記録したのはキヨ様だったのです!!!
というわけで、仲澤がヒーローとして今日は位置づけられていたんですが、
本当のヒーローは…誰だったんでしょうねぇ?

逆に言うと、ソフトバンクの残塁が目立ちました。
下山などの好プレーに阻まれた面もありましたが、大事なところで三振、ってのが多かったですよね。
実際、この前後の試合も、
前日…9回表に田上の犠牲フライで勝ち越す 【1-0】
次の日…一時は勝ち越すも、塩崎に逆転サヨナラ打 【2-3】
というロースコア。スモールベースボール、とは言いますが、ヒットを繋がないと…ねぇ…
森脇さんの悩みの種は、なくなることはないんでしょうか…

ドームを出た後、すぐ側のロイヤルホストで祝勝会という名のトークショー。
試合中も含め、S氏から東京(の)大学に進んだ仲間の情報が色々聞けました。
また、H氏からは、浪人生の情報が聞けました。


なんか色々やってはりますね。
「紅葉と受験生は色づくと落ちる」と言いますが、大丈夫でしょうかね?
一方で、東京(の)大学に進んだ某氏の中には、めっちゃ色づいたのもいるとか。
こら、そこ、私を「縁の無い」とか一緒にしない。


というわけで、それなりに楽しめましたー。
そして私は、来週の土曜日、再びこの京セラドームに来る…
さらに、舞台は福岡へ…………


〜おまけ〜
この横断幕、場所・色を想像するに驚弾炸裂 中村紀洋」の横断幕です。
しかしノリは欠場。そしてこの次の日登録抹消されました。あぁ、儚い横断幕。
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