moto-toyoda.net TopPage>Traveling Diary>2006/05/06
豊田元広の旅日記
2006年5月6日 「ネクストで名古屋日帰りの旅」
(ULネクスト・セントレア・桃花台新交通)

←前へ

平安通で、やっと右回りの接近メロを確認できました。
「花と空」と呼ばれるメロディで、関東地方では我孫子駅などで採用されています。


実はまだ昼食を食べていません。現在、だいたい4時過ぎ。
本当は空港で時間があったときに売店でサンドイッチかオニギリかなんか買おうかと思ったんですが、確か売ってなかったんですよ。
何か食べておかないと、まだ風邪薬が処方されていたので、クスリを飲めないんです(ホントは飲んでもいいのかもしれませんが…)
大曽根の改札前にあった売店にも、目ぼしいものが見つからず、結局ホームへ。

予定外に早く上飯田線が済んでしまったので(時刻表の計算を見誤っていたようです)、名古屋へ行ってJR線を撮影しようと考えます。やってきたのは名古屋行き普通・211系。
と、ドアが閉まるときに、あの313系と同じドアチャイムがかかりました。
311系に313系と同じ車外メロがかかるように改良されたように、211系も313系に設備を近づけているようです。



で名古屋。
結局僅かな暇時間を見つけ出して、いつもの立ち食いそば屋で、ざるきしめんを食べてクスリも飲みました。
ただ、この前日までは鼻水だとかクシャミだとか、ときには頭痛もあったはずなんですが、
この名古屋にいる間、そんな症状が出ているように思えないんですよ。

もしかしたら、久々の名古屋&鉄旅で、
アドレナリンが出まくって
風邪の菌に勝っていたのかもしれません(笑)



と、その中央線ホームに、113系が登場。
なんか313系の追加投入が発表されていて、その時には間違いなく淘汰されるであろう113系です。
万博の時に211系がエキスポシャトルとしてフル稼働していたときに、その代わりに中央線で大活躍していたという話もありますねぇ。





と、ここで撮影を続けていると、なんと臨時しなのも到着。381系です。
この後神領に回送されたと思うんですが、10年ほど前の名古屋を再現するような組み合わせでしたねぇ。
これも、普段青春18きっぷで日帰りしていた時には、時間の都合でギリギリ見られなかった列車たち。
なんせ今回は過去最長の滞在時間を確保してますからね、夕方頃のこの辺の電車も大丈夫(笑)



その後もう1本113系が来て、こんな並びも実現しました↓





編成写真主義に本格的に転向しようと思っているので、あちこち走り回って色々撮りましたよ。
3番線に来るキハ75系(区快武豊行き)目当てに2番線に上がると、向こう側4番線にはしらさぎの姿。
熱田から回送されてやってきました。到着当時はまだ「回送」。ここで行き先が変わるようです。

しかし、しばらく↓の表示でやってました。確かにそうだけど、違うだろ車掌さんよ。


数分後に気付いたんでしょうね、「しらさぎ」幕に直しました。
さて肝心の武豊行きが来ません。武豊遅い、どうした武豊!深い衝撃が…(違)


少し遅れ気味にやってきました。それを撮って、今日は撤収です。
大分暗くなってきたので、編成写真も撮りづらくなってきたので、最後に地下の近鉄名古屋へ。

と、急行ホームに見覚えのある車両が。

ここでは番号潰れてよく分かりづらいかもしれませんが、9101と表記してあります。
そもそも名古屋線に幅広車体って珍しいでしょ?(5200系とかはあるけど…)


さて、名古屋で聞こうと思っていた鉄音、覚えてます?
「この道」、ミュージックホーン、名鉄名古屋駅の駅員放送&ベル、JR名古屋駅のベル&放送、
そして「ドナウ川の漣」。
このうち、ミュージックホーン以外はすべて消化しました。ところが、ミュージックホーンはまだ聴けてません。
しかし近鉄線の切符で既に中に入ってしまったので、もう名鉄線ホームにはいけません。
そこで最後の手段、名鉄連絡改札前で張って、特急の到着を待つという方法に。
ちょっとここではイメージしやすいように、ミュージックホーンを、
「ぱ〜ら〜り〜ぱ〜ら〜り〜ぱ〜ら〜り〜ら〜 ぱ〜ら〜ぱ〜ら〜り〜ぱ〜ら〜」と表現します。

「…ら〜り〜ぱ〜ら〜り〜ぱ〜ら〜り〜ら〜 ぱ〜ら〜ぱ〜ら〜り〜ぱ〜ら〜…」

そう言ってやってきたのは、空港発・名古屋止めの2200系特急。
改正前は金山止めでしたが、今回の改正で名古屋まで延長するようになりました。
中途半端な形ではありますが、何とか聞けたのでOK。


さて、名古屋線の自動放送は関西圏と若干異なるところがあって、
次停車駅を案内するんですね。
「5番のりばから、鳥羽行き特急が発車いたします 次は、桑名まで止まりません」って感じで。
この連絡改札から動こうとしたら、1番線から普通が発車したんですね。

「1番のりばから、富吉行き普通電車が発車いたします 次は、米野に止まります」

ここで驚いた点は2点。
まず関西圏では「各駅停車」というところを「普通電車」。まぁ中京圏では殆どの列車を「普通」って言いますから(名鉄も)、統一感があるほうがしっくり来るといえばあるけど。
次に「米野」の読み。この駅は「こめの」と読みます。
しかし私としてはもうこの漢字には「よねの」という読みしかありません。ヤクルトの米野捕手ですね。

そこで私はこう思ったんですよ。
「米野」を「こめの」と読むか、「よねの」と読むかで、
その人の
野球オタク度が計れるのでは?と。

前に「金城」と書く人を「かねしろ」ではなく「きんじょう」と読んでしまった時もそう感じました。
実際には「かなき」だったんですが(ダメじゃん)



さて私の乗るネクストがやってきました。車両番号を見ると、何と朝に乗ったのと同じ編成。
ただ今回は乗る車両が違います。今度はデラックスシート。
一人分の座席面積は広いんですが、行きに2席分占領して優雅に行ったのとあまり変わらない気も…(汗)
とはいえ、自動リクライニングボタンとかあって、さすがDXシート、という感じでしたよ(笑)

地下トンネルを抜けると、もう殆ど日は暮れていました。
モニターも途中から前面展望を映すことはなくなりました。そこで空港駅で買った中スポや、この日のために用意しておいて漫画を読みながら最後の帰路に着きます。この特急は津・八木に止まるタイプで、休日にだけ運転される列車。ただダイヤの間に無理して入れたからなのか、ゆっくりと走って行きます。



…人気の無い、暗闇の中に照らされた仄かな光のある駅をいくつも通り過ぎます。
長いトンネルを抜けて、名張の住宅の光が見え、再び山間へ…


…そして、夢のようだった旅の終焉を告げ、私を現実世界へと引き戻す最後のメロディ、
それが大和八木駅到着「故郷の人々」。


「まもなく 八木、八木に到着いたします 橿原神宮前方面は、中央階段を下りて5番のりば…」
戻る